TOEFL® 試験概要

TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は英語を母語としない人々の英語力を測るテストとして、米国非営利教育機関のEducationalTestingService(ETS)により開発されました。

年間のべ80万人以上が受ける世界で最も優れたアカデミックテストです。アメリカ、カナダなど英語圏のほとんどの大学が、英語を母語としない、又は、英語を公用語としない国で学位を取得した者に対してTOEFL のスコア提出を要求しています。

2005年9月(日本では2006年7月)より、iBT(internet-Based Testing)が導入されています。従来のテスト形式と大きく異なり、文法セクションなくなり(当然の知識として各セクションで問われる)、スピーキングセクションが導入されました。また、聞いて書く、読んで書く、聞いて話す、などの複合タスクが要求されます。


※テストを知る一番の方法は、ETSの無料サンプルテストを受験することです。
本番試験と同レベルの問題で実力判定を行うComplete Practice Test
(後述、受験アドバイスご参照)と同様、TOEFL受験を考えたら早めに受験し、現在の実力を正確に把握、目標スコア獲得の対策・戦略を立てましょう。

TOEFL® iBT テスト概要
セクション 時間(分) 問題数 合計点
Reading 60 – 80 36 – 56 30
Listening 60 – 90 34 – 51 30
Speaking 30 6 30
Writing 60 2 30
Total 120


スコアの目安

スコアはあくまで目安です

2年制大学(Community College) TOEFL iBT 46点以上
4年制大学(Undergraduate) TOEFL iBT 61点以上
大学院(Graduate) TOEFL iBT 80点以上
アイビーリーグ等トップスクール TOEFL iBT 100点以上
国内大学 学内交換留学 TOEFL iBT 61-100点

学校・専攻により、各セクション別の最低スコアを要求される場合もあります。
志望する学校のAdmission Requirementを細かく調べる必要があります。


典型的には

①合計点を要求する

例) UCLA(University of California Los Angeles) Undergraduate

Language Requirements

A proficiency in English will be critical to your success. UCLA requires one of the following proficiency exams from all international students coming from non-English speaking countries:


Test of English as a Foreign Language

(TOEFL) a score of 83 or higher on the Internet-based test (iBT) a score of 220 or higher on the computer-based test (CBT) a score of 550 or higher on the paper-based test (PBT)


②特に各セクションのスコアを要求する

例) Boston University(BU) Undergraduate

Internet-based TOEFL exam (iBT): The Internet-based TOEFL has four subsections, with a grading scale for each section from 1 to 30 (30 being the highest score). BostonUniversity will look closely at the score for each section rather than the total score. The minimum scores for each section are as follow


College of Arts and Sciences, School of Education,
College of Engineering, College of Fine Arts,
School of Hospitality Administration, Sargent College,
and Science and Engineering Program:

Writing: 22
Speaking: 23
Reading: 21
Listening: 18


College of Communication, College of General Studies,
and School of Management:

Writing: 22
Speaking: 23
Reading: 25
Listening: 21


スコアの換算(by ETS) 満点
iBT 51 61 71 80 90 100 110 120
CBT 147 173 197 213 233 250 270 300
PBT/ITP 467 500 530 550 577 600 637 677


iBT現実的戦略 どこで何点とるのか

イーテストプレップがお勧めするスコア戦略です。
日本でiBTを受験する多くの方を意識したスコアであり、すべての人がこのようなサブスコアを狙うべきということではありません。)

Total R L S W
60 16 15 15 14
80 23 22 15 20
100 28 27 20 25

目標スコア達成の戦略は

  • ReadingとListeningでスコアを稼ぐ。Reading力、Listeningの力が低いとSpeaking、Writingでもいいスコアが取れない。
  • Speakingは、試験の仕組みとして、高いスコアを取りにくいが、低いスコアも出にくい。15は取りやすいスコア。
  • WritingはTotalの4分の1を取る。W 14、20は取りやすいスコア。

それぞれのサブスコアが持つ意味は、是非、イーテストプレップ 講師 葛山隆一のTOEFL®Test ブログで。


受験アドバイス

  • 受験の最新情報はCIEE(国際教育交換協議会 日本代表部)のHPで確認できます。大変分かりやすく、素晴らしいサイトです。申込詳細、最新情報など、正確で確実な情報が得られます。
  • iBT本試験を受けたことがない、あるいは本番と同レベルの問題で実力を養成し、現状のスコアを定期的に判断したい方は、是非、ETSのComplete Practice Testを受けましょう。Official Guideを除き、iBT本番試験の実践的演習として、これに勝る教材はありません。本試験は$200ですが、こちらは$45。日本語での購入・受験案内は、CIEEから購入した場合のCIEEの教材案内ページが参考になります。テストのバージョンは続々とUPされ、 ETS公式サイトでは最新のComplete Practice Testがその場で購入できます。
  • 環境は選べません。首都圏の試験会場は机にノートPCが並んでいるだけのところも多くあります。隣の人がスピーキングセクションで大声をあげて話しているときに、自分はリスニングセクションを受けている・・・ということもあります。試験は4時間を超え、精神的にも肉体的にもタフネスが必要です。余裕があれば、いくつかの試験会場で受験してみて下さい。
  • 日本の受験者にはほとんど知られていないようですが、テストにはReScore(リスコア)という制度があります。Speaking, Writingセクションの自分の点数に不満・疑問がある場合、有料でこの制度を利用できます。
  • 2011年度、日本では試験日が土日に限定されています。また、首都圏では発表と同時にどんどん会場が埋まっているようです。テスト開催スケジュールも変更されます。目標到達の予定時期、スコア提出期限から逆算して、十分に余裕をもって受験スケジュールを立てましょう。


国内で生かすTOEFLⓇTest

TOEFLは留学のためだけではありません。TOEFLは各種政府機関、奨学金プログラムなどでもスコアが利用されています。近年は、学内単位認定や、AO入試優遇入試の目安として利用され、その数は増加の一方です。


入試優遇

東京大学、千葉大、横浜市立大学などの国立大学、および、慶応義塾大学、早稲田大学をはじめ多数の私立大学で、自己推薦AO入試公募推薦編入学入試の条件のひとつとして、また、大学院入試の必要資料として、TOEFLのスコアが要求されています。

例)

東京大学 多くの大学院入試: 独自の英語試験を行わず、代わりに公式スコアを受付け

早稲田大学 国際教養学部、政治経済学部

上智大学 AO公募入試、編入学入試、国際教養学部入試

慶応義塾大学 SFC AO入試、FIT入試、法科大学院入試

中央大学 自己推薦入試

立命館大学 AO入試(自己推薦)

関西学院 AO入試

関西大学 AO入試


単位認定

例)横浜市立大学 3年次進級条件

英語必須科目「プラクティカル・イングリッシュ」の単位(3単位)を取得するためには授業への8割以上の出席、および、TOEFL-ITP で500点(iBTで61点、TOEFL-PBTで500点、CBTで173点、公式のTOEFLで600点、もしくは英検準1級でも可)以上の成績が求められます。北海道大学、東北大学、千葉大学、岡山大学など。